ヽ(´・肉・`)ノログ

How do we fighting without fighting?

なぜ疑問形で非難の感情を表明するべきではないのか

「どうしてそのやり方でいいと思ったの?」といった疑問形で非難や怒りの感情を表明する人がいる. なぜこれをやるべきではないか.

疑問をぶつけて回答を得るといった率直な意見の交換に時間がかかるようになってしまうためだ.

普段この形式で非難の感情を表している人を A とする. A から疑問形で問いかけられたときのことを考える.

回答者のことを B とする. B は A の問いかけが単なる疑問なのか,非難の表明なのか判断がつけにくい.

もし単なる疑問なら率直に回答を行えばよい. 非難の表明なら謝罪が必要かもしれない.

表にするとこうだ.

B 謝罪するB 回答する
A 非難のつもり×
A 単に質問
A 非難のつもり,B 謝罪する
B にとって良い結果
A 非難のつもり,B 回答する
B にとって良くない.火に油を注ぐような結果になる
A 単に質問,B 謝罪する
B にとって悪くない.謝罪されて怒る人は少ないからだ.不思議な顔をされたなら,そのときは A の発言は単なる質問としての疑問形だったことになる
A 単に質問,B 回答する
B にとって良い結果

こういう状態で,A の真意が掴めないなかで B が取り得る行動は,常に「謝罪」になる. まず謝罪して,A が怒っているのでないことがわかってから回答すれば,B にとって悪い結果にはならないからだ.

こういった状況下では,疑問をぶつけて回答を得るといった率直な意見の交換に時間がかかってしまう.

あなたが質問したことに対して「すみません」から始まる人や,言い訳から始まる人はいないだろうか? もしそうだとしらた,あなたもまた普段疑問形で非難の感情を表明しているのかもしれない.

参考

レトリカル・クエスチョンに気をつけよう(コミュニケーションのヒント) ( ソフトウェア ) - 結城浩のYahoo!日記 - Yahoo!ブログ