ヽ(´・肉・`)ノログ

How do we fighting without fighting?

osc2017doに参加した

例年は出展や発表をする立場だったのだけど,今回は「より効果的な出展/発表をするにはどうしたらいいか」を考えているうちに申し込み期間が終わってしまったので,参加者となった.

総じて楽しかった.それでも発表するほうが意義がよりあるようには感じられるなあ.来年聞き手に嬉しそうな情報を発信できそうなら申し込みを忘れないようにしよう.

Debian Updates

最近のDebian,特にDebian9(Stretch)にまつわるトピックを知られるかなと思い参加した.よくわかりよかった.

これからも Debian を応援しつつ利用していきたい.

余談だが Debian がトイストーリーの名前を愛称に使っていくのより,トイストーリーの新作が出て名前が増えるほうが多いぜ!みたいなtweetを見た覚えがある. Debianを作ったイアン・マードックさん(2015年に亡くなったそうだ)は名前がこんなに沢山使える状況を見越していたのだろうか.

オープンソース開発に参加してみよう

友人が話すので参加した.

OSS Gate という活動に絡めて,OSSに参加してみましょうというお話だった. 二人がトークしながら進めるスタイルはもうちょっとこなれてくると rebuild.fm のようなポッドキャストの公開録画といった感じになるのだろうか. おもしろかった.

印象深かった話

ITコミュニティの運営を考える

コミニュニティと言ってもいいものだと思う Sapporo.beam を運営しているので興味があり参加した.

コミュニティ運営には,やりかたは色々あれど,似た悩みやそれを解決するノウハウがあるのに共有されていない.というのはなるほどなあと思った.

コミュニティ運営のためのコミュニティのような,メタコミュニティで共有するといいんだろうか. メタコミュニティはあるけどそういうノウハウを共有する意図を主眼としては利用されていない気がする. (OR そういうノウハウを共有する意図があってたまっているのに,僕がそれに気づいていないためうまく引き出そうとできていない)

よくある課題

いろいろ参加するなかでわかってきたこと

みんなで相談

自分達のテーブルでは

が出ていた.

Mastodonから紐解く僕達の自由とこれから

pawooの話をするのかなと思ったら期待通りだった.断片的にしか聞いたことのない情報がきちんと整理されていて課題がどこにあるのかわかりやすかった.

最後に小岩さんと高橋会長と雑談した「マストドンのインスタンスを主義主張によって選べるというけどさあ,どうやってその主義主張にあるインスタンスを探せばいいの」という問いに対し, 「そこは自分達で何とかしましょう.雑然と誰でもインスタンスを立てられるのがマストドンのいかなる権力からも自由であるところなので」といった回答は「寝ながら学べる構造主義」という本の

「権力」とは、あらゆる水準の人間的活動を、分類し、命名し、標準化し、公共の文化財として知のカタログに登録しようとする、「ストック趨向性」のこと

という言葉を思い出しながら,なるほどなあと思った.

前提

  1. マストドンでは誰でもインスタンスが立てられる
  2. インスタンス越しでも読みたいコンテンツをフォローすることができる
  3. 誰かが別のインスタンスのコンテンツをフォローしていると,(たぶん技術的な制約で)そのコンテンツを自身のインスタンスにキャッシュとしてコピーする

状況

  1. 日本のpixiv社が立てたマストドンのインスタンスであるpawooにはpixivユーザーが絵をたくさん投稿していた
  2. そこには18歳未満に見えるような女の子がきわどい格好をしている も多く含まれていた
  3. そのコンテンツをフォローしていたユーザーのいる海外のインスタンスには18歳未満に見えるような女の子がきわどい格好をしている がキャッシュとして残ってしまった

問題

日本の法律では大丈夫なのでコンテンツとして投稿したのに,データはそのまま海外に流れて,そこでは持つ/表示するだけで違法だったりする. そこでMastdonではそういった絵を投稿するときに投稿者がつける「不適切な投稿」というゾーニング情報を利用して,そういった投稿のキャッシングをやめた.

わかったこと

国毎に法律は異なるのに,データはそんなの関係なしに行き来できてしまう.

このことを突き詰めてみると……

Mastdonでこういったトラブルが発生してしまったときの対処は,発信は制限しない,システムを変えるという,発信の自由に気をつかったものだった.

もしこれが海外発祥の一企業のサービスだったとすると,そもそも発信の制限で対策されていた可能性もある.

さらにそのサービスに 強く 依存していると仮定すると,日本では許容されているけど,その企業のある地域では制限されているようなコンテンツや文化を発信できなくなり,廃れてしまうのではないか.

海外のサービスを便利に使うのはいいとしても,いざというときに日本の法律ではOKなことを日本で 自由に やれるだけの代替手段を準備しておくべきではないだろうか. そして日本の法律なら日本人がロビイングすれば変えることができる.マンガ図書館Zでは実際にそういった活動をしているようにも見える.